| 加藤 |
「ここ数年、出会いが全くないんだよー。かなり孤独でもう嫌だ、こんな生活」 |
| 私 |
「え、そうなの?会社にはいい人いないの?」 |
| 加藤 |
「う〜ん、会社にはオバサンばっかりでさ、トホホ・・・」 |
| 私 |
「そういえば、前の出会い系サイトの、たしか玲子ちゃんだったっけ?あの子とはメル友だったよねえ。その後、どうなったの?」 |
| 加藤 |
「あー、27歳のOLの子?わー、返事がきたーと思って喜んでみたものの、2・3回メール交換して以来、返事こなくなっちゃった(汗)」 |
| 私 |
「あらら、結局音信普通にされたのか」 |
| 加藤 |
「・・・ま、そんなとこかな(苦)。久々に女の子と出会えるかなーと思って、かなり期待してたんだけどね。選択肢が1人しかいないと正直キビシイよなあ。精神的にも余裕が無いから、こっちがガツガツしてんの分かっちゃったのかな(笑)」 |
| 私 |
「まあ、出会い系なんて、みんなそんなもんでしょ」 |
彼があまりにも寂しそうだったので、私は次の言葉を投げかけた |
| 私 |
「この前、山田さんっていう人と仲良くなってさ。その人すんげーんだ。携帯はカワイイ子ばっかしのメルアドギッシリでさ。いつ電話しても毎回別の子とデート中でやんの。何なら今度その山田さんにカワイイ子を紹介してもらおうか?」 |
| 加藤 |
「おいおい、マジかよ〜♪むちゃくちゃ興奮してきたゾ〜」 |
| 後日、都内の居酒屋で3人で会うことになった |
| 私 |
「あ、山田さんどうも。こちら前話した古くからの友人の加藤君です。」 |
| 山田 |
「初めまして。君が加藤君だね。関口から聞いてるよ。女の子との出会いに飢えてるんだって?(笑)」 |
| 加藤 |
「実は、そーなんですよお。なんとかモテナイ生活から早く脱出したいんです!山田さん、初対面で失礼とは承知ですが、カワイイ子紹介してもらえませんかあ?で、できればえびちゃんクラスの超カワイイ子がいいなあー♪」 |
| 私 |
「まあまあ。加藤、おまえそんなに焦ったら山田さんが嫌がるだろう(汗)」 |
| 山田 |
「フフフ。まあ加藤君の気持ちも分からないでもないよ。えびちゃんクラスねえ。まあ、いないでもないけどね(笑)。何なら今からココに呼び出そうか?」 |
| 加藤 |
「え・えーっ!ほんとですかああー?」 |
| 山田 |
「まあ、女の子を紹介することなんて簡単だよ。でもね、よくよく考えてごらん。仮にそのえびちゃんクラスの超カワイイ子がここに来たとしよう。そして加藤君といきなり2人きりの状態になったとする。女の子と話すのにそれほど慣れてない加藤君がさ、そもそも超カワイイ子を目の前にして、普段の自然体な感じで会話できるのかな?それで向こうが加藤君に興味を持ってくれると思う?」 |
| 加藤 |
「・・・・た・たしかに。今までの経験だと見事撃沈ばっかでした(苦)」 |
| 山田 |
「だろ。だから今回は加藤君には゛ある方法″を教えるからさ。それで女との出会いには困らなくしてあげるよ。もちろん、加藤君の普段のまま、自然体でいい。その方が気が楽っしょ」 |
| 加藤 |
「ほ・ほんとですか〜♪しかし山田さんってスゴイ人なんですね。その方法って、ミクシィとか出会い系とかのネット使うんですか?」 |
| 山田 |
「全く使わないよ。あれって少しやったことあるけど、メールで文章はうまくなったけど(笑)、結局時間の無駄だったね」 |
| 加藤 |
「え、山田さんでもそうなんですか」 |
| 山田 |
「まあね。人によって向き不向きって、やっぱあるよ。俺は向いてない。世の中には向いている人も確かにいるみたいだけどね。で、俺は自分に向いているやり方を見つけたんだ。それ以降は女には事欠かないな」 |
| 加藤 |
「その "ある方法"を教えてもらえませんか?」 |